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データセンター勤務ってどんなことする?実体験を紹介

これから仕事する人に向けて、「データセンター勤務」がどのようなものか、実体験を書いていこうと思います。

データセンターは数多くありますので、あくまで一例と見てもらえればと思います。

これを見て、「データセンターで働きたい!」と思うか、「早く資格取得して別の現場に行かなくては!」と思うかはあなた次第です。

まずは、データセンター初心者のために「データセンターとは何か?」というところからいこうと思います。

データセンターとは

データセンターとは、ざっくり言うと「業務で使われるデータなどが入っているサーバを集めた建物」これくらいざっくりしたイメージでいいんじゃないかなと思います。

データセンターにはとにかくサーバと呼ばれるネットワーク機器が多くあります。

最近はクラウド化や仮想化などが多くなってきたため、物理的な台数は徐々にに減って来ましたがまだデータセンターは健在ですね。

そう簡単には物理サーバが全台無くならないですからね。。。

データセンターがどんなものかわかったところで、次は「データセンターでの仕事内容」についてです。

データセンターの仕事内容

データセンターの仕事内容についてですが、まず仕事の紹介をする前にデータセンターは基本的に「24時間365日」誰か人がいないといけません。なので、シフト勤務だったり3交代制勤務である事がほとんどです。

休日も土日というわけでなくなるため、人と遊びに行くのは難しくなると思います。

仕事の時間も朝9時から始まり、夜6時に終わるみたいなことも無くなります。

これが嫌でデータセンター勤務を嫌がる人も結構いたりします。

勤務体系などを紹介しまたしたので、本題の仕事内容を紹介していきます。

  • 仕事①:サーバのLEDランプ確認
  • 仕事②:データセンター内の機器が故障した場合の修理立会い
  • 仕事③:定期的にバックアップが行われる磁気テープの回収&挿入
  • 仕事④:サーバなどで行われる処理の監視
  • 仕事⑤:次の時間の担当へ業務引き継ぎ

実際に勤めてた時はこのようなことをやってました。

1個ずつ説明していこうと思います。

  • サーバのLEDランプ確認

これはもう説明する必要も無いと思いますが、サーバのLEDランプがオレンジになっていないか、消灯していないかなどの確認作業になります。

サーバだけなら比較的軽めですが、ネットワーク機器でスイッチなんてあった際は24個全て見る必要が出てくるので夜間帯はかなり神経使う必要があります。

夜間のLEDランプ確認で異常を見落としてしまうと翌朝の業務が始まる時に処理がうまくいかなかったりする可能性もあるのでランプを見るだけといってもこの作業は油断禁物です。

  • データセンター内の機器が故障した場合の修理立会い

これも特に説明は不要なくらいわかりやすいですかね。

データセンター内には数多くの物理サーバなどがあるため機器の故障はもちろん起こります。

故障が日中だった場合は、サーバを使用している業務担当の人が立ち会うこともありますが、夜中だとデータセンターにいる人たちが変わり立ち会いをします。

基本的に見てるだけで、作業終了後にサインをして業務担当の人に伝えて終わりになります。

  • 定期的にバックアップが行われる磁気テープの回収&挿入

この作業はサーバにLTOテープや、DATテープを入れたりバックアップが取れて出てきたテープを回収する仕事です。

エラーでも起こらない限りは1番簡単な作業になります。

夜間などにテープを入れて夜中処理が走り、朝になると取り出すような流れなのですが、たまにテープが排出されないこともあります。

そうなった場合はそのデータセンターによりますが、EJECTボタンを押したり業務担当に連絡したりいったことも出てきます。

こういうサーバのバックアップを行うところでくらいしかLTOテープなんて見かけないと思います。

貴重?ですので是非見ときましょう。

  • サーバなどで行われる処理の監視

ここでようやくパソコンを使用した仕事になります。

そしてこれがデータセンター勤務のメイン業務とも言えると思います。

作業内容は、

  1. サーバで実行している処理に異常があったら業務担当に連絡
  2. データベースサーバなどの停止または瞬断が発生したらシステム担当に連絡

こんな感じです。

文字だけでみたらそんなのと思うかもしれないですが、連絡が遅れるということは業務影響が発生している時間が長くなるということです。

会社によっては障害が発生しただけでニュースになる場合もありますが、あまりにも障害発生時間が長いと信用問題にもつながります。

ましてや、データセンター勤務の人よりもシステム担当の人の方が先に気付いてたら弁解のしようも無いですね。

地味な作業ですが1番油断出来ない作業です。

新人でもサーバが落ちてるなどは見れるはずなので早い段階で任される業務でもあるかもしれないです。

  • 次の時間の担当へ業務引き継ぎ

これはデータセンターに限った業務でも無いですよね。

アルバイトとかでも引き継ぎなどはあったと思います。

データセンターでも、自分の働いていた時間に起きたこと、これからの作業などを引き継ぎます。伝え忘れなどで作業の漏れが発生したりもするので結構重要だったりします。

そのため、任されるのは少し先になると思います。

今後働く予定の人へ

データセンター勤務は正直、障害などが起こらないと暇なことが多いです。

休日の勤務なんかは何もしないでずっと世間話しをしているなんてこともありました。

もしもネットワークの設計や構築をこれからやっていきたいというのなら、早めに準備することをオススメします。

楽さに溺れていくと年を取ってもずっとデータセンター勤務から離れられなくなります。

年取ってからもシフト勤務はきっと辛いことでしょう。

実際に現場にもそういう人がいたのは事実です。

その人たちはもう今更転職も出来てないと言ってこれからもデータセンター勤務を続けていくと言ってました。

仮想化で物理サーバが減ってきている今、少しでも勉強して上位工程へのキャリアアップも検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

はじめまして。タツローです。
新卒で入社したサービス残業多めのブラックIT会社を辞めて数社転職を繰り返し今は某SIer会社で頑張ってスキルを磨いています。
色々なことに手を出していきたいと思っているのでレビュー中心で気の向いた時に書いていこうと思ってます。

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